所員の声

田中 洋子

10年間わかもと製薬(株)の相模研究所に研究員として勤務し、新規医薬品開発のための低分子有機化合物の合成研究を行った。
平成14年3月より津国特許事務所(現 弁理士法人 津国)にて勤務。

平成3年3月:
東京薬科大学薬学部薬学科卒業

弁理士写真

一日の流れ

8:00 出社
9:00 Mail、Faxのチェックし、処理案件の優先度の確認
10:00 特許庁への応答書類の作成
12:00 昼食
13:00 海外代理人からの応答指示の内容検討・当法人コメントの作成
16:00 無効審判/侵害訴訟案件について、弁護士を交え顧客と打合せ
18:00 Mail、Faxのチェック、国内顧客からの問い合わせに対応
19:00 打合せ議事録の作成・必要各所への連絡等
20:00 帰宅

弁理士法人 津国における仕事のやりがいや魅力とは何ですか?

海外・国内企業からの依頼のみならず、大学関係からの出願依頼もありますので、基礎的な技術から、先端の応用技術やいわゆるニッチな技術まで、様々な技術に触れる機会があります。色々と勉強しないと追いついていけないときもしばしばで、緊張感も必要ですが、後々そういった技術がニュースなどで話題になったりすると、(自分が発明したわけでもないのに)やはり嬉しいですね。特に顧客の製品に直結しているような重要な案件で、権利化に成功したり、取得した特許権で顧客のビジネスを競合他社から守れたりしたときは、格別です。  当法人では、出願やその権利化までの対特許庁手続だけではなく、無効審判や侵害訴訟もそれなりに取扱っていますし、その前段階である、鑑定(侵害/無効)なども相当数ありますので、技術が社会でどのように役に立っているのか実感できる機会が多く、やりがいを感じやすいかと思います。

どんなところに仕事の厳しさを感じますか?

お客様に専門家として接する以上当然ですが、やはり法律や審査基準の改正や、判例のチェックなど、知識のup-dateが欠かせないところでしょうか。あと、英語力のupも常に課題ですね。弊所は海外からの案件も多いので、海外顧客・代理人とのレターでのやり取りのみならず、海外顧客・代理人が来所した際の英語でのミーティングや、時にはテレビ・電話会議等もありますから。

弁理士法人 津国の特長は何ですか?

他所のことはよく知らないのですが、周りの話と比較する限りでは、資格取得に対するサポートや外部セミナー、国際会議への参加に対する許容度は高い方だと思います。私自身も数年前、ドイツの某特許事務所がミュンヘンで開催した欧州特許セミナー(1週間)に参加させていただいたこともあります(ついでに営業もしてこいといわれましたが・・・)。 また、当法人内の弁理士の女性比率は3割程度と比較的高いです。審判や訴訟案件等に男女かかわらず積極的に関与することができるので、様々な経験を積むことができる点も特長かと思います。私自身は今9年目(2011年時点)ですが、これまで無効審判5件、侵害訴訟1件、審決取消訴訟1件に(復)代理人として関与したことがあり、これらの経験は多少なりとも通常の対特許庁業務にフィードバックできているのでは、と思っています。 その他、ヨコのつながりがあると言うか、現在自分の抱えている案件について、上司や同僚に気軽に相談を持ちかけることができる点も特長でしょうか。第三者の視点を入れることで、顧客や自身からは出なかったアイデアや視点が得られることもありますし、自身の思い込みを解消できることもあって、いつも助けられています。

弁理士法人 津国を志望する方にメッセージをお願いします。

百聞は一見に如かず、とも言います。何かしら興味を引くところがありましたら、見学にお越し下さい。